歌、ゲーム、料理の配信では、特技そのものに加えて「今何をしているか」が画面から伝わることが大切です。歌っている顔が見えない、ゲーム画面を配信向けの方法で取り込めていない、料理する手元が画角から外れている。YUIの配信サポートで実際に直した三つの場面から、配信中の見せ方を考えてみましょう。

歌配信は、歌声だけでなく表情も画面へ入れます

カラオケ配信で、顔が画面から見えず、歌だけが聞こえている状態になっていたことがありました。歌い始める前に配信画面を見て、マイクを持った姿と顔の両方が入る位置へスマートフォンを動かしてみましょう。

歌っている最中にコメントを読むのが難しいときは、間奏を会話へ戻る時間にできます。たまったコメントを読み、初めて来た人へもう一度話しかけてから、次の歌へ移ってください。

女性配信者が顔とマイクを画面へ入れコメント用のスマートフォンを手元に置いて歌っている
歌う顔とマイクが見える位置を作り、コメント用の端末も手元に置きます。

歌う曲と使う音源の条件を分けて確かめます

楽曲を使えるかは、楽曲の管理状況と配信先の許諾状況を組み合わせて判断します。利用許諾契約がある動画投稿サービスでは、一定の範囲ならJASRAC管理楽曲を個別手続きなく使える場合がありますが、利用方法によっては手続きが必要です。歌う前に、曲と配信先の現在の条件を確かめてみましょう。

市販CDやダウンロードした音源を流す場合は、楽曲の著作権とは別に、音源製作者やアーティストの著作隣接権があります。歌える楽曲だからといって、手元にある録音音源もそのまま流せるとは限りません。詳しい確認先はライブ配信で音楽を使うときの確認方法にまとめています。

ゲーム配信は、画面を配信へ取り込む方法を選びます

YUIのサポートでは、テレビ画面をそのままスマートフォンで映していたゲーム配信に対し、PCと配信サービスを連携する方法か、モバイルゲーム配信へ切り替える案内が行われていました。ゲームを始める前に、使う端末と配信先に用意されたゲーム配信方法を選んでください。

男性配信者がテレビ画面をスマートフォンで撮らずPCの配信画面とモバイルゲーム配信を確認している
テレビを外から撮る形ではなく、PC連携かモバイルゲーム配信を選びます。

配信方法が決まっても、ゲーム映像を配信できる条件はタイトルや権利者ごとに異なります。たとえば任天堂のゲームを個人がストリーミング配信する場合は、正式発売後のゲームを使い、第三者の権利を別に確認し、原則として配信者自身のコメントや創作性を含める必要があります。これは任天堂の例なので、実際に扱うゲームの最新版ガイドラインを配信前に確かめてみましょう。

料理配信は、顔と手元のどちらを見せるか決めます

料理配信をした人には、次回は料理する手元が見えるように画角を調整する助言が行われていました。スマートフォンを置いたら、材料を切る手、フライパン、盛り付ける皿が画面のどこまで入るかを、配信開始前に見てみましょう。

キッチンに置ける場所があるなら、顔と料理する手元の両方が入る位置も試せます。両方を安全に映すのが難しいときは、料理中をラジオ配信にし、作り終わってから動画へ切り替える方法が実際に案内されていました。

女性配信者がキッチンで顔とフライパンを動かす手元の両方が映る位置を別のスマートフォンで確認している
料理の手元と表情が一つの画面へ収まる位置を探します。

料理配信の日は、本人とフライパンが一緒に写る写真をカバー画像にする案内もありました。配信を開く前から料理だと分かる写真を選び、実際の配信でも同じ道具と手元が見えるようにそろえてください。

特技ごとに、見せる物と会話へ戻る場所を決めましょう

歌なら顔と間奏、ゲームなら配信画面の取り込み方法と権利条件、料理なら顔と手元です。次の配信で扱う特技を一つ選び、画面に必ず入れる物と、コメントへ戻るタイミングを決めてみましょう。照明や画角をさらに整える場合は、ライブ配信の照明とカメラ位置を整える方法も確認できます。

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