ライブ配信で声が入らないときは、すぐにマイクを買い替える必要はありません。まず配信アプリのミュート、端末のマイク権限、接続している機器を順番に見ます。外部マイクを使う場合も、端末につながることと、配信アプリがその音を使えることは分けて考えましょう。

配信アプリのマイクを見ます

配信開始画面には、マイクのON・OFFを選ぶアプリがあります。声が入らないときは、配信画面のマイクが消音になっていないかを先に見てください。端末の音量ボタンとは別の設定なので、配信アプリ側の表示を確かめてみましょう。

iPhoneでは、マイクだけを使っていると画面上部にオレンジ色、カメラとマイクを一緒に使っていると緑色のインジケータが表示されます。Android 12以降でも、カメラまたはマイクの使用中は画面右上に緑色のインジケーターが出ます。表示を開くと、どのアプリやサービスが使っているかを確認できます。

雑談、歌、手元、屋外の配信でそれぞれ異なるマイク位置を使う配信者
配信内容が変われば、人と端末とマイクの位置も変わります。

端末のマイク権限を確かめてみましょう

iPhoneでは「設定」から「プライバシーとセキュリティ」を開き、「マイク」で配信アプリの許可を変更できます。Androidは機種やバージョンで表示が異なりますが、使用中の緑色のインジケーターからアプリやサービスを確認し、権限の管理へ進めます。

配信アプリ内のマイクがONでも、端末側でそのアプリのマイク利用を許可していなければ、同じ場所を何度見ても切り分けられません。アプリ内と端末側を別々に見ておくことが大切です。

接続機器を外した状態と比べてみましょう

イヤホンなどのアクセサリを使っているかどうかは、配信不具合を調べる際の確認項目になっています。外部マイクやイヤホンをつないでいるなら、いったん外し、端末だけの状態で声が入るかを見てください。端末だけなら入る場合は、接続機器や入力元へ確認範囲を絞れます。

iPhoneのボイスメモでは、内蔵マイクのほか、対応するヘッドセットや外部マイクで録音できます。ただし、ボイスメモで録音できたことだけで、利用中の配信アプリにも対応しているとは判断できません。配信アプリで使える機器や入力方法は、そのアプリと機器の現在の対応条件まで確かめてみましょう。

男性配信者がマイクを顔の横に置き別のスマートフォンで状態を見ている
外部マイクを使う場合も、配信画面と接続状態を一緒に見ます。

外部マイクの入力元は、対応する場合だけ選べます

iPhoneでは、対応するアプリやWebサイトで音声入力元を選べます。対応する有線外部マイクなら、入力ゲインを調整できる場合もあります。一方、表示される項目は端末、OS、アプリ、接続機器によって変わります。入力元やゲインの項目が必ずあるとは限りません。

「声を分離」などのマイクモードも、対応する端末とアプリで利用する機能です。項目が見つからないときに、配信アプリの不具合だと決めつけないでください。利用中の組み合わせが対応しているかを先に確かめてみましょう。

マイクで顔が隠れない位置へ動かします

歌配信でマイクを使った場面では、マイクを顔の横へ置き、顔が見える画角にする対応が行われています。音のための機材でも、視聴者が見る画面の一部です。配信者側から位置を眺めるだけでなく、実際の配信画面で顔との重なりを見てください。

マイクを横へ動かしたら、口元との位置が変わります。顔を見せることだけを優先せず、配信画面での見え方と、アプリに声が入っているかを両方確かめてみましょう。位置を決めた後は、スタンドやケーブルが手元の操作を邪魔していないかも見ておきます。

女性配信者が外部マイクを外した端末と接続した端末の音を順番に確認している
接続機器を一度に増やさず、端末だけの状態と外部マイクをつないだ状態を順番に比べてみましょう。

配信前は三つを順番に見ます

最後に、配信アプリのマイク、端末の権限、接続機器の三つを順番に見ておきます。声が入らない場合は、外部機器を外した状態へ戻り、どこから変化したかを確かめてみましょう。マイクの位置まで整えたら、顔を隠していないことも配信画面で確認してください。

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