
お礼DMの終わりを先に決めます
YUIの対応例では、応援へのお礼DMを送ることはあっても、それ以上の会話を続けず、「続きはみんなが見られる配信で話そう」と伝えています。個別連絡を始める前に、お礼と必要な案内までと決めておくと、会話の終点を示せます。
返信が続いたときは、毎回新しい説明を加えません。「個別の雑談はしていません」「続きは配信で話します」と、同じ境界を短く返します。活動上の案内と、私生活へ入る会話を混ぜないようにしてください。
通話、個人の連絡先、現在地、面会を求められた場合も、お礼を受け取ったことを理由に応じません。個別の会話を長く続けず、「続きは配信で話そう」と公開の場へ戻してください。
支援後に反応を責められても、境界を変えません
YUIには、アイテムで応援した視聴者から反応が薄いと責められ、配信者の負担が続いた事例があります。その場では、配信者が続けやすい状態を優先し、ブロックする方向で整理しました。
応援を受けた事実と、私的な会話や希望どおりの反応へ応じることは分けます。負担を感じているのに「支援してくれたから」と接触を残し続けず、受け付けない内容を短く伝えてください。
嫌だと伝えても続く場合は、ブロックへ進みます。YUIの複数の対応例でも、注意後に改善しない嫌なコメントや接触を我慢せず、管理機能を使うよう案内しています。
別の経路から届く連絡は、返答を増やさず記録します
一つのアカウントをブロックした後に、別アカウントや別のSNSから連絡が届いた場合は、それぞれへ説明し直しません。相手とのやり取りを増やさず、冷静に無視・ブロックした現場対応を基準にします。
保存するときは、メッセージ本文だけでなく、サービス名、ページのURL、表示名、日時、内容が分かる画面を残してください。削除依頼や相談、通報をするときに、どのページで何が起きたのかを伝えやすくなります。
複数の経路から続く場合は、届いた順に並べます。証拠となるメールや写真を消さず、いつ、どこで、何をされたかを記録してください。

居場所へ近づく接触は、通常のDMとして扱いません
外配信をしたライバーへ身バレへの注意を伝えた事例があります。店内配信では館内放送が入り、映像に店名がなくても場所へつながる音が確認されました。個別連絡が続いている時期は、外配信の場所や生活圏を知らせる音を出さないようにします。
GPS設定やSNS・ブログの更新を見直し、住所などの個人情報が分かる投稿を控えてください。相手に居場所を知られている可能性がある場合は、配信やSNSで正誤を説明せず、場所につながる発信を止めます。
待ち伏せ、追跡、危害を加えるという内容など、現実の安全へ関わる場合は、ブロックだけで配信を続けません。今まさに危害が及んでいる、事件・事故の緊急対応が必要な状況では110番へ連絡してください。
一人で抱えず、記録を持って相談します
ストーカー被害は一人で抱え込まず、早めに相談してください。すべての連絡を自分で分類し終えるまで待たず、保存できた画面と、いつ、どこで、何が起きたかの記録を持って相談します。
緊急ではない生活安全の相談は、最寄りの警察署または#9110を利用できます。ネット上の誹謗中傷や個人情報掲載について処罰を望む場合も、保存したサイト名、URL、書き込み者、日時、内容を持って最寄りの警察署へ相談できます。
配信者が心ない言葉で強い負担を受けた事例もあります。連絡対応のために配信や休息を続ける必要はありません。接触を止め、記録と相談へ移る時間を確保してください。

再開するときも、相手との接触を戻しません
再開のためにブロックを解除したり、別アカウントから相手を見に行ったりする必要はありません。YouTubeでは視聴者側のブロックと、クリエイターやモデレーターがチャンネルからユーザーを非表示にする操作が分かれています。使った操作の状態を現在の画面で確かめてみましょう。
公開する案内は、「本日の配信を休みます」「次回は改めて知らせます」など、活動に必要な範囲で足ります。相談先、避難先、相手の名前、現在地を配信やSNSへ書き足しません。
お礼DMの終点、返答を止める条件、ブロック後の相談先を決めたら、次の配信も同じ境界で運用します。支援の有無や常連かどうかではなく、配信者が安全に活動を続けられる範囲を守ってください。


