配信者とモデレーターがコメントルールと管理操作を分担する様子
配信者が話し続ける間、モデレーターがコメント管理を担います。

最初に、配信へ残さない内容を短く示します

YUIの対応例では、嫌なコメントを無理に我慢せず、「そういうコメントは苦手なのでやめてください」と伝えています。それでも続く場合はブロックへ進みます。相手を説得するための長い議論にせず、配信で受け入れない内容を短く伝えてください。

下ネタやアンチコメントへの方針は、プロフィールなど参加前に読める場所へ置けます。個人を名指しして責める文章ではなく、「下ネタは扱いません」「嫌がらせはブロックします」のように、全員へ同じ条件として示します。

一度伝えても変わらないときは、同じ注意を何度も繰り返しません。コメント禁止やブロック機能を使い、配信の話題へ戻ります。冷静に無言でブロックした現場対応も残っています。

性的・暴力的なコメントは、読み上げて広げません

YUIの配信確認では、視聴者の発言へ答えたことで配信側にも影響が及ぶ可能性を考え、変なコメントはなるべく読まないように案内しています。性的、暴力的、第三者を傷つける発言が出ても、声にして配信全体へ広げないでください。

コメントを読まずに管理機能へ移るときは、「この内容は扱いません」とだけ伝えれば足ります。表示名や発言を繰り返し読み上げたり、ほかの視聴者へ相手を攻撃するよう頼んだりする方法は採りません。

配信サービスの管理機能を、その場で使います

YouTubeのライブチャットでは、メッセージの削除、ユーザーのタイムアウト、チャンネルからの非表示を選べます。配信前にはブロック語句、保留、低速モードも設定でき、配信中にライブチャット自体を止めることもできます。

TikTok LIVEでは、コメントの停止、コメントフィルター、キーワードのブロック、特定視聴者のミュートやブロックが用意されています。配信者だけでなく、設定されたモデレーターも一部の操作を行えます。

ふわっちでは、対象コメントからユーザーをブロックできます。迷惑行為や不適切なコメントは通報機能から報告し、運営が内容を確認する仕組みです。匿名配信ではブロックの扱いが通常配信と異なる場合があるため、現在の公式画面で対象を確かめてください。

使っている配信先によって機能名は異なります。この記事の固定順序へ合わせるのではなく、その配信先に現在用意されている削除、制限、ブロック、通報の中から、目の前のコメントを公開欄から止められる操作を選びます。

荒らしコメントの画面とURLと日時を保存する成人女性配信者
削除前に、投稿先・表示名・日時・内容が分かる形で残します。

削除する前に、相談へ使える形で保存します

警察庁は、誹謗中傷の書き込みを把握したとき、掲載されたサイトやSNSの名称、URL、書き込み者、書き込み日時、内容を記録するよう案内しています。文章だけを切り抜かず、どの配信のどの画面かが分かる状態で残してください。

同じ人から繰り返し届く場合は、個別の画像をばらばらにせず、日時の順に並べます。支援後に反応を責められ、配信者の負担が続いたYUIの事例では、ブロックする判断へ進みました。応援を受けたことと、嫌な接触を受け入れることは別です。

保存した画面をSNSへ公開し、視聴者へ制裁を求める方法は採りません。削除依頼、配信サービスへの通報、警察や法務局への相談に必要な相手へ見せる記録として扱います。

公開欄で終わらない被害は、相談先へつなぎます

書き込みの削除方法が分からない場合、法務局はプロバイダ等への削除依頼について助言しています。自分で削除を求めることが難しい場合も、最寄りの法務局へ相談できます。

外部的な名誉を下げる、社会的信用を失わせる、危害を加えるといった内容で処罰を望む場合は、最寄りの警察署へ相談できます。相談時には、保存したサイト名、URL、書き込み者、日時、内容を持参します。

住所や現在地を示す書き込み、待ち伏せ、危害を加えるという発言など、現実の安全へ関わる場合は、通常の荒らし対応だけで配信を続けません。危険が迫っているときは配信を止め、110番へ連絡してください。

配信を止めた後に相談と設定を整えて再開する成人女性配信者
一度休み、相談とコメント設定を整えてから再開します。

モデレーターと再開条件を決めます

YouTubeには標準モデレーターと管理モデレーターがあり、使える権限が異なります。親しい人へ頼むだけでなく、削除、タイムアウト、非表示のどこまで任せるかを、現在の権限画面と一緒に確かめてみましょう。

配信者が強い負担を感じた実例もあるため、荒らしが続く日に無理に配信を続けることを完成条件にしません。コメントを止める、配信を終える、相談するという選択を含めて、その日の安全を優先します。

再開するときは、相手の話を繰り返すのではなく、プロフィールの参加条件、使う管理機能、モデレーターの担当を揃えます。個別DMへ移って会話を続けず、必要な案内の後は全員が見られる配信へ戻してください。

あわせて読みたい記事