出演者、場所、映像、音声、危険行為、年齢、権利を配信前に分けて確認する成人の配信チーム
企画を具体的な場面へ分けると、読むべきルールを見つけやすくなります。

最初に、配信先と今回使うものを書き出します

YouTubeで配信するならYouTubeの現在のルールを、TikTok LIVEならTikTokの現在のルールを開きます。TikTokのクリエイター行動規範は、コミュニティガイドラインと利用規約に加え、TikTok LIVEなどの収益化プログラムに関する各ポリシーにも従うよう定めています。

次に、出演者、撮影場所、話す内容、画面へ映る物、流す音、予定している動きを短く並べてみましょう。「雑談配信」とだけ書くのではなく、「店舗内で一人が飲み物を手に持ち、店内音楽が聞こえる」のように、配信画面と音声へ入る要素まで具体化します。

YUIの現場では、発言や露出だけでなく、居眠り、壁や天井だけを映す状態、走行中の車内、商業施設、酒・たばこの映り込みまで、配信前後に見直してきました。ただし、この記録を現在の全アプリ共通ルールとは扱いません。今回使うサービスの現行条件を探すための確認材料として使います。

走行中や危険な行動は、配信を始める前に外します

走行中の車内から配信していたケースでは、事故の危険があるため、運転中の配信をやめるよう伝えました。車を動かしている最中に配信していると気づいたら、コメントを返しながら続けず、まず安全な場所で配信を終了してください。

YouTubeは、重大なけがや死亡につながる危険・違法な行為を促す内容を認めておらず、この方針はライブ配信にも適用されます。危険なチャレンジ、重大な危険を感じさせるいたずら、重大な危害のおそれがある行動は、盛り上がる企画として選べません。

「まねしないでください」と添えるだけでは、YouTube上の教育的な文脈として十分ではありません。危険を説明する目的があっても、行為の内容や見せ方によって削除ではなく年齢制限になる場合もあるため、注意書きを許可の代わりにせず、該当方針を企画の場面ごとに読みます。

刃物や危険な場所での撮影、暴力的な行動や死を含む表現は、YUIの配信確認でも注意対象になりました。料理やゲームのように刃物や「死ぬ」という言葉が登場し得る配信でも、単語だけで可否を決めず、実際の行動、相手、文脈を利用サービスの現在の方針へ照らしてください。

走行中の車内や飲酒とゲーム画面を含む危険な配信環境と安全な配信室を見比べる成人配信者
配信方法を工夫する前に、危険な場面そのものを企画から外します。

発言と出演年齢は、配信するサービス別に確認します

YUIの確認記録では、暴言、暴力的な行動、身体の一部を強調する話、下ネタ、身体的特徴を話題にすることが、規制へつながり得る内容として挙げられています。煽り合いを予定している企画なら、開始前に使わない表現と、止める場面を出演者同士で決めてください。

YouTubeのハラスメントに関する方針は、動画だけでなくライブ配信やコメントにも適用されます。脅迫、個人情報の公開、望まない性的な扱いなどに当たる発言を、企画上の演出として言い続けることはできません。

YouTubeでライブ配信を始められる最低年齢は16歳です。13~15歳が映るライブで、成人が画面上ではっきり同伴していない場合は、ライブチャットやほかの機能が制限されることがあり、YouTubeは該当ライブを削除する予定も案内しています。

TikTok LIVEは、配信者が18歳以上であることを利用条件にしています。LIVE中にギフトを送受信できる年齢も18歳以上で、韓国では19歳以上です。LIVE自体の年齢とギフトの年齢を混ぜず、利用する機能の条件をそれぞれ確認してください。

ゲーム、音楽、映像は、配信機能と権利条件を分けます

ゲーム配信をテレビ画面へカメラで映していたケースでは、配信方法を見直し、パソコン連携やモバイルゲーム配信へ切り替える案内を行いました。これは2025年の個別対応です。現在のTikTok LIVEで使える配信方法は、配信時点の機能案内であらためて確かめてください。

映像をきれいに取り込めることと、そのゲームを配信してよいことは別です。使うゲームの権利者が公開しているガイドラインを読み、対象作品、発売時期、投稿できる範囲、収益化の方法、第三者の音楽や映像が含まれる場面を確かめましょう。

任天堂のガイドラインはストリーミング配信も対象とし、原則として配信者自身の創作性やコメントを含む動画を求めています。任天堂以外の第三者が権利を持つ内容には別途許諾が必要で、利用できる収益化方法も指定されています。これは任天堂作品の条件なので、別会社のゲームへ流用しないでください。

YouTubeでは、すべてのライブ配信が第三者コンテンツとの一致を調べるためにスキャンされます。一致が認識されると警告が表示され、該当コンテンツが残ればライブ配信が一時中断または停止される場合があります。テレビ、別のライブ、店内音楽を「背景だから大丈夫」と決めつけないようにしましょう。

眠気と周囲の音は、開始後ではなく開始前にも見ます

配信後半に眠ってしまったケースでは、無理に配信をつけ続けず、体力を戻してから再開するよう伝えました。会話できないほど眠いときは、配信時間を延ばすことより、終了して休むことを選んでください。

店舗での配信に館内放送が入っており、場所の特定につながる点を注意した事例もあります。本番前に短く録画し、話し声だけでなく館内放送、店名を含む案内、周囲の会話まで聞いてみましょう。

カメラには、本人の衣服だけでなく、背景の画面、同席者、酒やたばこ、ゲーム映像も入ります。YUIの現場で実際に注意した要素を一つずつ画面の四隅と音声で見直し、今回の公式ルールで扱いが分からない物は、映らない位置へ移してください。

配信直前に映像、音声、背景、利用サービスの現行ルールを二人で確かめる成人の配信チーム
本番と同じ画角・音量で試し、見つかった問題だけを直します。

警告や停止が出たら、同じ内容ですぐ再開しません

TikTokのクリエイター行動規範に違反したと判断された場合は、違反内容と適用される制限の通知が届きます。制限は深刻度や回数で異なり、審査中にクリエイター機能が一時的に制限されることもあります。

判断が誤っていると思う場合は、TikTokの通知から異議申し立てへ進めます。感覚だけで原因を決めず、通知に示された内容と該当した配信を対応させ、正規の手順を使ってください。

YouTubeでライブ配信が停止した場合は、YouTube Studioのダッシュボードで違反警告を確認してください。ライブ配信の利用制限中に別のチャンネルから配信することは回避行為とされるため、別アカウントへ移るのではなく、示された問題を解消してから再開しましょう。

配信ボタンを押す前に、今回の企画だけを確かめてみましょう

最後に、配信先、出演者の年齢、走行中や危険な動きの有無、発言、背景と音、ゲームや音源の権利を順に見ます。固定の項目数へ合わせる必要はありません。今回使わない内容は省き、今回使う物は一つも飛ばさない形にしてください。

たとえば、車を停める、店内音楽が入らない場所へ移る、眠い日は終了する、権利条件が分からないゲームを外すなど、問題のある場面を具体的に変えます。「規約は読んだ」という状態ではなく、本番で映る内容が変わったところまで確かめてみましょう。

利用条件は更新されます。年齢、機能、禁止事項、権利条件に関わる企画は、以前の記録だけで始めず、配信する日の公式情報を開き直してください。判断できない要素が残るなら、その要素を外した内容へ組み替えてから始めましょう。

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