
変更理由を、配信形式まで具体的にする
「今のアプリがつらい」だけでは、次の候補を絞れません。YUIの現場では、視聴者との関係が負担になった人に、顔を出さずアバターで始められる配信先や、音声を中心にできる配信先を案内した例がありました。困っていることと、新しい場所で使いたい形式を一組にすると、変更理由がはっきりします。
配信時間を二つのアプリへ分けにくい人には、今後どちらで続けたいかを先に尋ねた事例もあります。併用できるかどうかではなく、実際に確保できる時間で一つの予定を続けられるかまで考えてみましょう。
「端末の引き継ぎ」と「別アプリへの移動」を分ける
Pocochaで案内されているデータ引き継ぎは、端末を替えた後も同じPocochaアカウントへ入るための手続きです。登録時に連携したSNSアカウントが必要になるため、連携先へ現在もログインできるかを、端末の変更前に確かめてみましょう。
一方、Pocochaから別の配信サービスへ移っても、応援ランク、コアファン、フォロー関係などが新しいサービスへそのまま移るわけではありません。新しい場所ではプロフィールと告知先を作り直す前提で準備します。
保存に時間がかかるデータから先に動く
TikTokでは、自分のデータのコピーをアプリから請求できます。対象にはユーザー名、視聴履歴、コメント履歴、プライバシー設定などが含まれる場合がありますが、すべての情報が必ず入るわけではありません。
請求後にファイルができるまで数日かかることがあり、準備されたファイルをダウンロードできるのは最大4日です。直近24〜48時間の一部データが含まれない場合もあるため、最終日に請求するのではなく、移行日より前に受け取りまで終えておきます。

Pocochaは、失効するものと振込状況を先に見る
Pocochaを退会すると、所持コインとダイヤ、応援ランクやコアファン、デジタルプライズなどは失効し、復旧できません。購入・換金履歴やアーカイブも再ログインして見られなくなるため、必要な履歴は退会前に保存してください。
ダイヤの換金申請後でも、振込情報に不備がなければ支払われます。ただし、振込エラーが起きた時点で退会済みだと連絡ができず、申請済みダイヤが消失してもアカウント復帰や再申請ができません。入金を確かめてから退会日を決める方が順番として明確です。
事務所所属ライバーには、事務所と同意した上で退会操作を行うよう案内されています。アプリの退会と所属契約の終了を同じものとして扱わず、契約上の連絡先と精算方法も別々に確かめておきましょう。
ふわっちは、削除後のポイントとフォロー関係を戻せない
ふわっちのアカウント削除は取り消せず、復元もできません。所持アイテムとふわっちポイントは削除され、フォローしている人・されている人との関係もすべて解除されます。
振込申請中に何らかの問題が起きても、削除後は連絡できない場合があります。さらに、イベントやランキングで後日付与されるポイントは、アカウントを削除した時点で受け取れなくなります。申請中、結果待ち、付与待ちの三つを確認してから削除へ進みましょう。
ふわっちポイントの有効期限は取得日の6か月後までです。すぐ退会しない場合も、所持ポイントの取得時期と交換状況を見ておくと、期限切れと退会による削除を混同せずに済みます。
新しい配信先は、開始日と内容を一緒に伝える
YUIでは、月初から新しいアカウントで再開する予定を確認し、TikTokのプロフィール、投稿、ストーリー、配信から新しい配信先を知らせる準備をした例があります。移行先の名前だけでなく、「いつから」「何を配信するか」まで一つの案内にします。
別の事例では、現在のアカウントを応援している人へ変更を伝え、新しいアカウントができたらSNSから分かる状態にするよう準備していました。全員が移動するとは決めつけず、探した人が迷わない公開導線を残すことが大切です。

移行前の順番を最後にそろえる
変更理由と新しい配信形式を決めたら、旧アカウントのログイン、未交換報酬、申請中の振込、結果待ちのイベント、保存したい履歴を順に確かめてみましょう。その後で、新しいプロフィール、開始日、配信内容、公開SNSの案内をそろえてください。
旧アカウントを削除するのは、保存データを受け取り、報酬の処理を確かめ、新しい配信先へ迷わず進める状態ができてからです。退会を急がず、戻せない操作を最後に置きましょう。


