この記事の結論

生成AIへ告知文を頼む前に、配信日、開始時刻、配信先、内容、参加条件、使う画像を自分で確定します。変えてはいけない事実を固定し、AIには文章の長さや言い方の候補だけを作ってもらいましょう。投稿前は日時と内容を元の予定へ戻して確かめ、予定が変わったら古い告知も直します。

成人女性ライバーと担当者が配信日、開始時刻、配信先、内容を固定して生成AIへ渡す場面
文章を作る前に、AIが変えてはいけない四つの事実を固定します。

最初に、変更禁止の事実を一枚へまとめる

告知用のメモには、配信日、開始時刻、配信先、今回の内容を一行ずつ書いてください。予約した企画や対戦相手、参加条件がある場合は、確認できた内容だけを別の行へ置きます。YUIでも日時が分かっている配信は事前告知し、次回日が未定のときは先に予定を確認していました。

決まっていない項目には「未定」と書き、AIに補わせません。再開配信の告知も、開始が決まった場合に動画投稿やストーリーへ進めた実例があります。時刻がまだ決まっていなければ、「詳細は決まり次第お知らせします」までに留め、仮の時間を確定情報のように見せないでください。

通常と違う時間に配信するなら、今回の時刻と普段の時間帯を混ぜません。YUIの現場では、昼の特別配信を伝える際に、普段の夜配信も別に案内していました。「今回だけ」と「今後も同じ」を読み手が区別できるよう、二つの予定を分けて書きましょう。

AIには、事実ではなく表現の候補を頼む

指示には、告知の目的、初めて見る人か普段の視聴者か、変更禁止の事実、避けたい表現、出力の形を入れます。「本文は三案」「日時と配信先は一字も変えない」「確認できない効果や機能を足さない」と頼めば、候補を同じ条件で比べられます。

配信中に伝える一文、ストーリー用の短文、投稿用の本文は分けて作ってください。YUIでも、配信中の発言、ストーリー、投稿を別々の告知手段として使っていました。同じ事実を使っても、配信中は口で言える長さ、ストーリーは日時がすぐ見える形、投稿は内容を補える形へ変えます。

文体は、普段自分が使う呼びかけへ戻します。AIが作った大げさな前置き、過剰な絵文字、本人が言わない決まり文句は削ってください。日時、配信先、内容が最初のメモと一致したままかを見てから、使える一案だけを残します。

成人女性ライバーと担当者が誇張した数字や未確認日時を外し、権利を確認した画像と告知文を選ぶ場面
派手な数字や未確認の約束を外し、確認済みの事実と使える画像だけを残します。

誇張、数字、画像を投稿前に分けて確認する

盛り上がりや収入を保証する言い切りや、全員への返信を約束する文は、実行できるかを本人が判断します。守れない表現は少し弱めて残すのではなく削ってください。AIが足した視聴者数、報酬、順位、期間も、元の確認資料になければ告知へ使いません。

画像は、今回の配信内容と一致するものを選びます。YUIでは、企画や服装が普段と違うときにカバー画像も変え、画像から内容を伝える対応が行われていました。顔写真を必須にせず、配信者本人の写真、企画で使う道具、権利を確認できる自作画像など、記事や告知の意味を補う一枚を使いましょう。

他者が作った写真、イラスト、映像の切り抜きを使う場合は、公開投稿で利用できる許諾範囲を確かめてください。インターネットへ掲載する行為は公衆への送信に関わります。出所が分からない画像や、AIが候補として示しただけの画像を、そのまま告知へ貼りません。

スマートフォンで、投稿直前の見え方を確かめる

下書きを投稿画面へ入れたら、最初に日時と内容が見えるか、途中で不自然に切れていないかをスマートフォン幅で確かめてみましょう。画像内へ文字を入れた場合は、縮小後も読める大きさか、人物や重要な道具が切れていないかも見ます。

ストーリーが文字だけでも伝わる場合は、無理に飾りを増やしません。YUIでは、配信時間を伝えるテキストだけのストーリーも案内されていました。画像を使う場合も、日時、内容、人物、装飾を同じ場所へ詰め込まず、告知の中心がすぐ分かる配置にしてください。

投稿先にリンクを置く場合は、AIにURLを作らせず、自分が確認した配信先からコピーします。公開前に、投稿文の配信先名とリンク先が同じかを開いて確かめてください。リンクを置けない形式では、プロフィールやYUIWAY内のどこから進むのかを一文で案内します。

成人女性ライバーと担当者が告知のスマホ表示を確認し、配信時刻変更後に元投稿と追加案内を更新する場面
スマホ表示を確認して投稿し、予定変更時は元の告知と追加案内をそろえて直します。

予定が変わったら、元の告知から直す

配信時間が変わった場合は、新しい投稿を足すだけで終えません。YUIでは、配信時間の変更に合わせてプロフィールを直し、決定後に投稿やストーリーで告知していました。元の投稿、プロフィールの予定、固定表示が残っていないかを探し、新しい時刻へそろえてください。

変更のお知らせでは、古い時刻、新しい時刻、配信先、変更対象の日を分けます。理由を詳しく書く必要がなければ、個人の健康、勤務、家族などを説明へ入れません。「本日の開始は二十一時へ変更します」のように、視聴者が次に確認する事実へ絞りましょう。

配信が終わったら、次回予定が確定している場合だけ案内します。YUIでは、終了時に次の配信時刻を伝え、プロフィールやストーリーと合わせていました。未定ならその場で日付を作らず、決まった後に元の予定表から告知を作ってください。

個人情報を外し、使った条件を残す

AIへ渡すメモには、視聴者名、アカウントID、個別メッセージ、LINE原文、学校、勤務先、住所、変更理由に含まれる健康や家族の事情を入れません。告知に必要なのは、公開する日時、配信先、内容、参加条件です。第三者の情報は、告知に必要な公開許可が確認できる範囲へ限ります。

入力内容の保存や学習利用、保持期間、削除や組織向け制御は、使う製品、契約、機能、設定の現在の条件を読んでください。OpenAI APIでも扱いはエンドポイントや設定によって分かれます。公開予定の文章でも、第三者の未公開情報までAIへ渡してよいことにはなりません。

最初の指示は、この形へ自分の予定を入れる

「成人ライバーの配信告知を作ります。変更禁止の事実は、日付[ ]、開始時刻[ ]、配信先[ ]、内容[ ]、参加条件[ ]です。未定は補わないでください。初めて見る人向けの投稿本文、普段の視聴者向けの短文、配信中に言う一文を一案ずつ作ってください。結果の保証、未確認の数字・機能・URLは足さず、日時と配信先を各案の冒頭に置いてください」と書き換えて使ってみましょう。

生成AIで整えるのは、告知の言い方です。日時、配信先、内容、画像の利用範囲を決める作業まで任せません。確定した事実から候補を作り、誇張を外し、スマートフォンで見え方を確かめ、変更時は元の告知まで直してみましょう。自分が守れる案内だけを残せば、AIを使っても告知の責任と予定は本人の手元に残ります。