ライブ配信で視聴者が買うもの、配信中に表示されるもの、配信者側に付く数字、最終的に受け取れる金額は、同じではありません。TikTokはコイン・ギフト・ダイヤ、YouTubeはSuper Chat・Super Stickerと確認済み収益、Pocochaは複数種類のダイヤ、ふわっちはアイテムとポイントに分かれています。まず利用中のアプリ名と画面の項目名を確かめ、別の単位をそのまま円へ置き換えないでください。

視聴者が払った金額を、そのまま受取額にしない
TikTokでは、視聴者がコインを使ってギフトを送り、配信者側ではダイヤが関係します。YouTubeのSuper ChatとSuper Stickerは、購入したメッセージや画像をライブチャット内で目立たせる機能です。どちらも有料の応援機能ですが、購入後に使われる名称も、配信者側で確認する数字も違います。
YUIの集計でも、Pococha・ふわっち・ミクチャは「獲得ポイント」、TikTokは「獲得ダイヤ」として別々の列に分かれています。最終ランク、有効配信日数、PK回数も独立した項目です。画面に大きな数字が出ていても、項目名が違う数字を足したり、独自の倍率で換算したりはできません。
TikTokは、コイン・ギフト・ダイヤを順番に見る
視聴者がギフトを送ると、そのギフトに必要なコインが視聴者の残高から差し引かれます。配信者はLIVEで受けたギフトのほか、対象となるミッションやキャンペーンへの貢献によってダイヤを集める場合があります。ダイヤは人気、ランキング、TikTokへの貢献を認識するための仮想アイテムなので、「受け取ったギフトのコイン数と同じだけ現金が増える」という意味ではありません。
ダイヤの換算率は固定値として公開されておらず、出金率や上限は出金時に表示される条件へ従います。ダイヤを集めるには、利用可能な地域、18歳以上または地域ごとの年齢条件、対象機能の利用資格、良好なアカウント状態なども関係します。残高はプロフィールからメニューを開き、「Balance」「LIVE rewards」の順に進んで確認してください。

YouTubeは、購入表示と収益計算の基準が違う
Super Chatは購入したメッセージを目立たせ、Super Stickerはアニメーション画像をライブチャットへ表示します。対象地域に住み、ファンファンディング機能の最低条件を満たし、Commerce Product Moduleを含む規約へ同意したクリエイターが利用できます。年齢制限、限定公開、非公開、子ども向けなどの動画や、ライブチャット・コメントを無効にした動画では使えません。
クリエイターの取り分は、Googleが確認したSupers収益の70%です。この70%は、現地の売上税とiOSのApp Store手数料を差し引いた後の収益を基準に計算されます。視聴者の購入画面に出た金額へ、そのまま70%を掛けて受取額を決めるものではありません。Supersの収益はYouTube Analyticsの「Revenue」で確認できます。
Pocochaは、アイテムだけでダイヤ総額を説明できない
Pocochaのダイヤには、時間ダイヤ、盛り上がりダイヤ、音楽ダイヤがあります。時間ダイヤは応援ランク別の1時間当たりのダイヤと対象配信時間から計算され、盛り上がりダイヤはコメント、いいね、アイテムの総数や人数、視聴時間などを含む盛り上がり度合いに応じて付与されます。アイテムだけを見て、獲得ダイヤの総額を逆算することはできません。
時間ダイヤの対象時間には、1日4時間、1週間19時間、1か月75時間の上限があります。ただし、5分未満の配信、コメント率が著しく低い配信、規約やガイドラインに反する配信などは対象外条件に含まれます。配信した時間をすべて対象時間として計算せず、「持っているダイヤ」の画面で獲得履歴を見てください。
フリーライバーは、一定量のダイヤをコインへ交換するか、1ダイヤ=1円(税込)で換金できます。個人で換金する場合はWebから申請し、個人名義の口座が必要です。事務所所属ライバーは同じ個人換金手順を使えるとは限らないため、自分の所属形態に合う受取方法を確認してください。
ふわっちは、使用アイテムとポイント履歴を分けて開く
配信中に使われたアイテムは、配信画面のPアイコンまたは詳細設定から確認できます。終了した配信は、「ふわっちポイント履歴・交換」または「ポイント履歴」から配信ごとのポイントを開きます。視聴者が使ったアイテムを見たいのか、配信者側のポイントを見たいのかで、開く場所が異なります。
ふわっちポイントを交換するには電話番号認証が必要です。デジタルウォレットへ交換した後は、ふわっちの利用履歴と交換先のウォレットIDを見比べてください。交換完了後の反映は外部サービス側となり、ふわっちでは調べられない場合があるため、申請前の画面、利用履歴、交換先を分けて確認してみましょう。

配信後は、獲得数と受け取った場面を分けて振り返る
YUIの配信サポートでは、ダイヤが多く付いた配信でも、ギフトを受けた場面に会話や動きがあったかを別に確認していました。これは換金額を計算する作業ではありません。獲得数はアプリの履歴で確認し、配信中の対応は映像や会話の振り返りとして分けることで、数字の説明と配信内容を混同せずに済みます。
確認する順番は、アプリ名、視聴者が購入する単位、送信時の表示、配信者側に付く単位、交換・出金の対象条件、受取先です。TikTokのダイヤを非公式の固定レートで円へ直したり、Pocochaのアイテム数だけでダイヤを逆算したり、YouTubeの購入表示へ単純に70%を掛けたりしないでください。最後は必ず、自分のアカウントに表示された残高と交換・収益画面で確かめてみましょう。


