Avvy(アヴィ)で作れる2Dアバター、顔を映さない表情追跡、アプリ内ライブとOBS配信、コイン・ギフト・ダイヤモンド、年齢、換金、楽曲・二次利用の条件を整理しました。
この記事の結論
Avvyは、iPhoneのカメラで表情を読み取り、自分で組み合わせた2Dアバターを動かせるアプリです。Avvy内のライブと、OBSを使った外部サービスへの配信は別の方法です。アプリ内ライブには、実年齢18歳以上、フォロワー5人以上、登録地域が日本という条件があります。配信で得るダイヤモンドはPayPal経由で換金できますが、ギフトに使われたコインとの換算式は公開されていません。
2Dアバターを作って動かす
Avvyでは、髪型、服、顔まわりのパーツと色を組み合わせて2Dアバターを作れます。完成後のホーム画面では、着せ替え、背景変更、表情追跡、表示品質、全画面表示、写真撮影、配信準備へ進めます。
使い方は、Avvy内で視聴者を集めてライブをする方法だけではありません。アバターをOBSへ送り、YouTube、Twitch、ニコニコ、TikTokなど別の配信先で使う方法も用意されています。どこで配信するかによって、開始条件、コメントの場所、収益の受け取り方、守る規約が変わります。
作った画像は、配信のサムネイルやSNSのアイコンにも利用できます。自分のアバターを外部へ持ち出す場合は、後半で説明する二次利用の範囲も合わせて見てください。
現在のiPhone版と必要なOS
日本向けApp StoreではiPhone版が配信され、iOS 18.0以降が必要です。2026年8月28日にバージョン2.28.1が公開されました。インストール前に、端末のOSを設定画面で確かめておきましょう。
規約や過去の案内にGoogleやAndroidという記載があっても、現在日本でAndroid版を入手できることまでは示しません。現行の公式Google Play掲載は確認できないため、Android端末だけで始める前提にはしないでください。
顔を映さない表情追跡
フロントカメラが口や顔の動きを読み取り、アバターの表情へリアルタイムで反映します。追跡にはARKitやMediaPipeなどが使われ、顔の動きと表情のデータはアバターを動かす目的だけで処理されます。この追跡データ自体は保存されず、第三者にも共有されません。
表情データと、ライブで送信する内容は分けて考える必要があります。配信動画、コメント、視聴時間、いいね、ギフト、フォロー、購入履歴などはサービス利用情報として扱われます。アバターで顔を隠しても、マイクに入る本名、学校、勤務先、住所につながる会話までは隠れません。

アプリ内ライブを始める3条件
Avvy内でライブを始めるには、フォロワーが5人以上いること、実年齢が18歳以上であること、登録地域が日本であることの三つをすべて満たす必要があります。
App Storeに表示される13+は、アプリを取得するときの年齢区分です。Avvy内でライブ配信者になれる年齢とは同じではありません。13歳以上でも18歳未満なら、現在はアプリ内ライブを利用できません。
生年月日や地域を別の内容で登録して条件を回避すると、配信権限の停止や登録情報の修正を受ける場合があります。配信ボタンが出ないときは、年齢を変えるのではなく、フォロワー数、実年齢、登録地域を順に見てください。
Avvy内で配信する
アプリ内ライブでは、作成したアバターと背景を使って配信します。視聴者はコインを使ってギフトを贈り、配信者にはギフトなどの活動に応じてダイヤモンドが付く場合があります。
Avvyの配信画面で起きるコメント、ギフト、いいね、フォロー、視聴時間などは、Avvy側の利用情報として記録されます。外部配信のコメントや収益が、そのままAvvy内の実績になるとは限りません。
配信内容は現在の利用規約、配信規約、コミュニティガイドラインに沿う必要があります。アバター配信だから実写より制限が緩いわけではなく、音声、背景素材、表示画像、コメントへの返答も配信内容に含まれます。
1人を招く15分のコラボ
コラボモードでは、自分と相互フォローで、現在Avvy内に配信枠を開いているライバーを1人招待できます。相手が別のコラボへ参加中の場合や、どちらかが相手をブロックしている場合は招待できません。
1回のコラボは15分です。配信画面に残り時間が表示され、時間切れになるとコラボだけが終了し、元の単独配信へ戻ります。続けたい場合は、終了後にあらためて招待を送ります。
招待できる相手が一覧に出ないときは、相互フォロー、相手が配信中か、別コラボへの参加、ブロック関係を比べてみましょう。

OBSで外部サービスへ配信する
OBS配信では、Avvyをアバターを動かす側として使い、WindowsまたはMacのOBSから外部サービスへ映像を送ります。パソコンにはDistroAVを導入し、スマートフォンと同じネットワークへ接続します。
Avvyでアバターを整えてOBS配信を開始し、OBSのソースからNDI Sourceを追加してAvvy Avatarを選びます。候補が出ないときは、スマートフォンとPCが同じネットワークにいるか、Avvyが配信用画面のままかを確かめてください。
外部配信では、配信先のアカウント条件、年齢、著作権、収益化、コメント管理も適用されます。Avvyでアバターを表示できることだけで、YouTubeやTikTokなどの配信権限が付くわけではありません。
コイン・アイテム・ギフト
コインは、アバターアイテムの購入と、ライブ中のギフトやガチャに使うアプリ内通貨です。ショップではアイテムを試着してカートへ入れ、コインで購入します。購入済みアイテムと購入済みコインは、原則として返品・返金できません。
有料コインには特段の定めがない限り利用期限がありません。広告視聴などで受け取る無料コインには期限が設定される場合があります。残高だけでなく、有料・無料の区分と画面に出る期限を確認してください。
未成年者が有料コインを購入するには、法定代理人の事前同意が必要です。ギフトは配信者へ贈れますが、ギフトそのものをアプリ外へ移したり、換金・譲渡したりすることはできません。
ライブガチャは報酬集計の対象外
ライブガチャは、配信中に視聴者がコインを使い、配信者へガチャアイテムを贈る仕組みです。配信者が開封すると排出アイテムを受け取り、配信中に開けなかった分は終了時に自動で開封されます。
通常のギフトと似た場所から送っても、ライブガチャはシードやダイヤモンドの集計に使われません。応援に使ったコインが、すべて同じ形で配信者の報酬へ反映されるわけではない点に注意してください。
ダイヤモンドの増え方
ダイヤモンドは、配信活動や実績に応じてライバーへ付く報酬ポイントです。視聴者から受け取ったギフトなどが評価に関係しますが、具体的な集計ロジックは公開されていません。
「視聴者が使った1コイン=1ダイヤモンド」のような固定換算はできません。交換レート、換金に必要な最低額、有効期間、出金条件も変更できる仕組みです。収益を計算するときは、推測した還元率ではなく、自分のダイヤモンド画面と換金申請画面に出る数値を使ってください。
PayPalで換金する
ダイヤモンドの換金は、Avvy Web版へ移動して申請し、PayPalで日本円を受け取ります。事前にAvvyアカウントをAppleまたはGoogleと連携し、受取用のPayPalアカウントも接続します。
換金申請は月1回までです。進行中の申請が残っている場合や、BAN中・削除済みのアカウントでは新しい申請ができません。PayPal手数料は換金額から差し引かれ、振込予定額が申請画面に表示されます。
毎月5日から翌月4日までが一つの申請サイクルで、そのサイクルが終わる月の25日にPayPalへ送金されます。PayPalから自分の銀行口座へ移す操作は、その後に自分で行います。
PayPal側の本人確認不足、アカウント制限などで送金に失敗した場合は、ダイヤモンドがAvvyへ返されます。PayPalの状態を直した後、通常のサイクルで再申請します。

未成年者の利用と配信の違い
未成年者がAvvyへ登録する場合は、法定代理人の同意が必要です。一方、Avvy内のライブ配信は現在18歳以上に限られます。アバター作成や閲覧ができる年齢と、配信ボタンを使える年齢を混同しないでください。
未成年者は有料コインを購入する前にも、法定代理人の同意が必要です。年齢に応じて一部機能が制限されることがあり、登録時に求められた生年月日は正しく入力します。
歌・演奏・BGMの条件
JASRACまたはNexToneが管理する曲をアカペラで歌う、演奏する、弾き語りする場合は、アプリ内から使用した曲を1曲ずつ報告します。鼻歌や曲の一部だけでも報告対象になる場合があります。
曲を報告すれば、録音された音源まで自由に流せるわけではありません。市販のCDや配信音源をBGMにする場合、カラオケ音源で歌う場合は、レコード製作者や実演家など著作隣接権の許諾も必要です。
JASRACとNexToneの管理外の曲は、著作権者が配信を許可しているか、クレジットなどの利用条件を守れるかを確かめてください。
外部収益化と二次利用
自分のアカウントで作ったアバターの画像・動画は、個人または同人活動の範囲で外部の動画やライブへ使い、広告収入や投げ銭収入を得られます。収益化の可否と条件は、配信先の制度にも従います。
他人のアバターを使う場合は、その人の許諾が必要です。Avvyの素材データをそのまま再配布したり、公式企画と誤解させたり、第三者へ利用権を移したりすることはできません。
法人や所属団体の業務としてAvvyを使う場合は、個人利用とは扱いが異なり、別途の承諾が必要です。アバター関連の収益がガイドライン所定の規模を超える場合も、個別許諾の対象になります。
所属中は併用条件を先に確認
顔を出したくない日にAvvyを使えるかどうかは、アプリの機能だけでは決まりません。ライバー事務所や配信先と契約している場合は、他サービスでの配信、アバター利用、外部収益化が認められているかを先に確かめてください。
Avvyをインストールできることと、現在の所属契約で併用できることは別です。担当者へ確認するときは、Avvy内ライブをするのか、AvvyのアバターだけをOBSで別サービスへ出すのかまで伝えると、対象を取り違えにくくなります。
配信内容と個人情報
わいせつ・過度に暴力的な表現、第三者の権利侵害、犯罪につながる行為、差別、誹謗中傷、公開されていない個人情報の投稿は禁止されています。許可されていない外部決済や外部サービスへの誘導も配信規約の対象です。
顔を出さなくても、コメントや声で住所、電話番号、学校、勤務先、決済情報を伝えないでください。配信に使う画像、BGM、他人のアバターにも権利者がいるため、公開前に利用範囲を確認しましょう。
始める順番
- iPhoneがiOS 18.0以降か確かめてください。
- 実際の生年月日と地域で登録し、未成年者は法定代理人の同意を得ます。
- 髪、顔、服、色、背景を組み合わせ、表情追跡でアバターの動きを見てみましょう。
- Avvy内ライブとOBS外部配信のどちらを使うか決めます。
- アプリ内ライブなら、18歳以上、フォロワー5人以上、日本登録の三条件を確認してください。
- 外部配信なら、PCとスマートフォンを同じネットワークへつなぎ、OBS側にAvvy Avatarが出るか見てみましょう。
- 所属契約がある場合は、Avvy内配信か外部配信かを明示して併用可否を確認しましょう。
- 歌やBGMを使うなら、楽曲報告と音源の権利許諾を分けて見てください。
- 収益を受け取るなら、ダイヤモンド画面のレート・最低額・期限とPayPalの本人確認を確かめておきましょう。
Avvyのよくある質問
自分の顔は配信画面に映りますか?
カメラで顔の動きと表情を読み取り、2Dアバターを動かします。表情追跡データはリアルタイム処理され、保存・第三者共有されない扱いです。ただし、配信の音声やコメントは別です。
13歳ならAvvy内でライブできますか?
できません。App Storeの13+は取得時の区分で、アプリ内ライブは実年齢18歳以上、フォロワー5人以上、日本登録が条件です。
Android版はありますか?
現在、日本で確認できる公式配信先はiPhone版です。現行の公式Google Play掲載を確認できないため、Android版を利用できるとは断定できません。
ライブガチャは配信者のダイヤモンドになりますか?
なりません。ライブガチャはアイテムを贈る仕組みで、シードとダイヤモンドの集計対象外です。
ダイヤモンドは銀行へ直接振り込まれますか?
Avvyからの受取先はPayPalです。PayPalへ送金された後、必要に応じて自分で銀行口座への振込を行います。
OBS配信でもAvvy内ライブのフォロワー条件が必要ですか?
フォロワー5人以上という条件はAvvy内ライブの開始条件です。OBSの外部配信では、配信先サービス側の配信権限と規約を別に満たす必要があります。
歌唱曲を報告すれば、市販の音源も流せますか?
曲の使用報告だけでは足りません。CD、配信音源、カラオケ音源には著作隣接権などの許諾が別に必要です。


